改組にあたってのご挨拶
 この度の国立大学法人化に伴い、旧保健管理センターは旧有害廃棄物処理施設と統合し、総合安全衛生管理機構として新たに出発することになりました。

 名称はいかめしいものですが、業務は以前にも増してソフトに幅広くサービスを展開してまいります。基本的なコンセプトは「安全快適な環境で充実した修学・研究をしていれば健康障害は起こらない」ということです。
 
 そこで本機構の業務を「環境安全」「労働衛生」「学生保健」の3つに大別し、各々に専門教員を配置いたしました。しかし、これらの組織が独立して動いては本機構の機能が発揮できませんので常に協働して業務を遂行いたします。当分の間、労働衛生業務と学生保健業務は旧保健管理センター棟で、環境安全業務は旧有害廃棄物処理施設棟で行います。

 千葉大学では教育・研究をさらに充実させるべく努力してまいりました。しかし、高度な教育・研究には応分の危険がつきものです。本機構では労働安全衛生法に則って職員のみならず大学院生をも含めて安全衛生管理を支援いたします。

 優れた教育の現場には多くの学生が集まります。本学にも11,000人の優秀な学部学生が在籍しています。しかし、長い大学生活では心身の不調を感じることが少なからずあります。そのような時には旧保健管理センターで行ってきた外来診療や学生相談の窓口を設けてありますので遠慮なく利用していただきます。もちろん健康診断とその後の健康診断証明書発行についてはさらに迅速にいたしましたので利用して下さい。

 以上のように、総合安全衛生管理機構は学生・職員の方々の支援者です。新たな組織ですので試行錯誤もあろうかと思います。みなさまのご協力、ご助言を切にお願いする次第です。

平成16年4月1日

総合安全衛生管理機構
機構長 長尾啓一
総合安全衛生管理機構へのお問い合わせおよび質問についてはinf@hsc.chiba-u.ac.jpまで。
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