ゴールデンウィーク明け、“はしか”に注意!!

                                                  

                                               (総合安全衛生管理機構  2007/5/2)

 

全国的にはしか(麻疹)の流行が始まりました。

千葉では四街道の中学で大規模な集団発症が報告されています。

はしかは大人(大学生)でも罹ります。ワクチンを受けていない場合はもちろんですが、幼児期にワクチンを受けた人でも免疫力が落ちていることがあるからです。

 

はしかはウィルスによる感染症で、空気感染をします。

無理をすると脳炎や肺炎になり命を落とす可能性もあります。

 

1人がはしかを発症すると12〜18人に感染させていると言われています。

したがって授業やサークルで集団感染することがしばしばあります。

もし、自分がはしかになったら“電話で”、友達がはしかになったら“来所または電話”で必ず総合安全衛生管理機構(旧保健管理センター:電話043-290-2214、043-290-2210)にご連絡下さい。個人の情報は守秘します。二次感染、三次感染を防ぐ相談をしましょう!

 

                          http://www.oyako.jp/mypages/disease_measles.htmlより引用)

症状など

はしかのウィルスを吸い込んで10〜12日経つと、37.5度以上の熱、だるさ、鼻水、のどの痛み、せき、など風邪の様な症状がでます。また、目やにを伴うこともあります。まだ皮膚には発疹(赤いぶつぶつ)がでないのではしかと分かりませんが、この時期からウィルスをまき散らし他人にうつします。

熱は一度下がりそうになりますがその頃に、顔、首からはじまる発疹がでてきてまた熱が上がります。多くの場合、発疹が出る前に口の中の頬の裏側に白い斑点が複数出ます。これはコプリック斑といわれます。

発症してしまったら積極的な治療法はありません。安静にして栄養補給するだけです(大学には来ないこと!)。殆どは自然治癒しますが無理をすると重症化する可能性もあるので注意が必要です。