新型コロナウィルス感染が拡大する中での過ごし方について
新型コロナウィルス感染症の流行が拡大する中で、不安とストレスが蓄積していると思います。このような中で気を付けるべきことと対策についていくつかお知らせします。

<気を付けるべきことと対策>
@ 連日、テレビやネットニュースからコロナ感染に関する情報が入って来ます。これらの情報を参考にして感染予防の対策を各自が講じることは重要ですが、感染症のことばかり考えていると不安が強くなり、気分が落ち込むことになりかねません。そうならないために、1日の中でコロナ関係の情報から完全に離れる時間を意識して作りましょう。
A そうはいっても毎日のように感染者が増えていることが報道され、不要不急の外出の自粛を要請されている中で、気分転換も容易ではないと思います。1つのコツとしては、できるだけコロナ感染以外のことに意識や注意を向ける時間を作りましょう。 それが楽しいことならばより免疫力が高まることにつながります。また、楽しいことが思いつかない方は、いつもならば嫌な勉強も、コロナ感染に関する不安や行動できないイライラを紛らわすためには良い気分転換になることもあります。自宅にいる時間が長くなるのを利用して自分の部屋の掃除をしたり、今まで読みたくても時間がなくて読めなかった本を読む、あるいは気になっていたことを調べることもできます。
B 強い不安と気分の落ち込みは皆さんの思考力を低下させ、判断力を鈍らせます。また、身体が緊張すると精神的なストレスにつながることがあります。ぜひその場で軽いストレッチをしたり、日中に人が密集しないところでの適度な散歩をしてみてください。ストレッチや適度な運動は血液の循環、筋肉と関節の柔軟性、心肺機能の維持に効果的です。

私たちに今必要なことは「密集、密接、密閉」を避けることと、ウイルスの侵入を防ぎ人に感染させないためにマスクの着用と石鹸やアルコールでの手指洗いを励行することです。しかしながらその一方で、メンタルの不調を来さないようにぜひお知らせしたようなことに気を付けて対策を試みてください。また、本学生・職員の方で、もしメンタルの不調を来した場合には総合安全衛生管理機構のメンタルヘルス相談室専用のアドレス(kokoro-hsc<アットマーク>chiba-u.jp)にご相談ください。学生相談室でも電話とメールで相談を受け付けていますので、学業や就職、人間関係の相談の場合には(043-290-2235、gsoudan<アットマーク>office.chiba-u.jp)にご相談ください。何かとつらい毎日ですが、一緒に乗り越えましょう!
2020.4.18